美容機器の選び方とは?

美容医療機器には、皮膚の若返りやボディコントゥアリングに使用される機器が含まれます。 美容医療において、皮膚の若返りは、アンチエイジング治療により肌の若返りやハリを取り戻すこと、 またボディコントゥアリングは、ボディラインを整えることを目的としています。

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  • 主に使用されている美容機器とは?

    美容機器は、一般的に肌の若返りを目的としたものと、脂肪を減らし、体型を整えるボディコントゥアリングを目的としたものに分かれます。 以下は、各カテゴリー別の美容機器です :

    なお、機器によっては、複合治療(高周波+超音波、高周波+衝撃波など)ができるものもあります。

    Venus Concept社製美容多機能装置

    Venus Concept社製美容多機能装置

  • 美容機器を購入する前に確認すべきこととは?

    美容機器を購入する際には、施術部位や機器の大きさ、利用できるプログラムなどを事前に確認することが大切です。

    • 用途/施術部位
    • ハンドピース数/ハンドピース表面の面積
    • 機械の大きさ
    • 値段
    • 使いやすさ/利用可能なプログラム
    • 各プログラムの施術時間
    • FDA/CEなどの認証の有無
    Shanghai Apolo Medical Technology社製HIFUボディコントゥアリング装置

    Shanghai Apolo Medical Technology社製HIFUボディコントゥアリング装置

  • レーザー脱毛とIPL脱毛の違いは何か?

    以下は、レーザー脱毛とIPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛の違いです:

    • レーザー脱毛 :
      • 皮膚への浸透性が良い(毛根まで届くので効果が高い)
      • 非常に精度が高い(周辺組織へ照射が少ない)
      • 効果が出るのが早い
      • 暗い肌色にも使える
    • IPL脱毛
      • レーザーよりも施術時間が短い
      • より経済的
      • 痛みが少ない
    Candela Medical社製IPL脱毛機

    Candela Medical社製IPL脱毛機

  • メソセラピーとマイクロニードルの違いは何か?

    メソセラピーもマイクロニードルも、施術に針を使用しますが、針の本数、刺入の長さ、施術時間、注入する薬品、施術条件などに違いがあります。 もともと真皮の下の脂肪組織に薬剤を注入するために開発されたメソセラピーは、現在では美容外科で肌の老化対策として使われています。 これら2つの脱毛方法の利点は以下の通りです:

    • マイクロニードル :
      • 優れた美容効果(コラーゲンやエラスチンの生成を促進)。
      • 主にニキビ跡、目の周りや首のシワ、腹部の手術跡などの治療に使用されます。
    • メソセラピー :
      • マイクロニードルよりも快適(施術時間が短く針が1本で済む)。
      • 肌の深層部をケアして表皮を活性化させます。
      • 主に顔のニキビ跡、肌のたるみ、くすみ、乾燥、シワ、小ジワ、色素沈着などに使われています。 
    Anti Aging Medical Systems社製メソセラピーガン

    Anti Aging Medical Systems社製メソセラピーガン

  • 高周波ボディコントゥアリングのメリット・デメリットは何か?

    高周波ボディコントゥアリングは、皮膚に熱エネルギーを与えることで真皮にダメージを与え、新しいコラーゲンを生成させます。 以下は、高周波ボディコントゥアリングのメリット・デメリットです:

    • メリット:
      • すべてのタイプの肌、肌の色に使用でき、色素沈着や低色素沈着の心配がありません。
      • どの年齢の方にも使用可能。
      • 主に肌の引き締め、リフトアップ、肌のリテクスチャリング、脂肪減少治療に使用可能。
    • デメリット:
      • レーザーやマイクロニードルよりも痛みが強い。
      • 皮膚の深層部に熱を加えると、一時的な副作用が出ることがあり、クリームやジェルを使用すると、症状が悪化することがあります。
      • 高周波治療は、正しく行わないと、必要以上の脂肪の減少、弾力性の喪失、皮下外傷、顔の腫れなどを引き起こす可能性があります。
      • 他のタイプの施術を行うために、複数の機種を用意しなければならない場合も多いです。
    Active Optical Systems社製RFボディコントゥアリング機

    Active Optical Systems社製RFボディコントゥアリング機

  • 低温脂肪分解によるボディコントゥアリング治療のメリットとデメリットは何か?

    低温脂肪分解は、低温で脂肪細胞を破壊する非侵襲的な治療法です。 以下は、低温脂肪分解装置のメリットとデメリットです:

    • メリット:
      • 非侵襲的な痩身治療
      • 痛みが少ない
      • 2つの治療方法 : 
        • ハンドピース使用(平均10回の施術)
        • ハンドピース・吸引式(2~3回の施術。施術は、1年で1部位につき3回を超えないこと)
      • 主に脂肪細胞分解、サイズダウンに使用されます。また、筋肉電気刺激も併せて使用できます。
    • デメリット:
      • 同じ部位への施術回数は、年間で制限されています。
      • 脂肪性セルライトにのみ作用し、水性セルライトや線維性セルライトには作用しません。
      • 治療効果を得るためには、最低限の脂肪量が必要です。
      • 多くの血管や神経がある場合、治療が困難になる場合があります。
    • 次の方は利用できません:
      • 妊娠中または授乳中の女性
      • 子供や若者
      • 糖尿病を患っている方
      • 癌治療中の方
      • 重い腎不全の方
      • 未治療の内分泌疾患をお持ちの方
      • 抗凝固剤治療中の血液循環障害をお持ちの方
      • 傷、炎症、けが、ヘルニアのある方
      • 低温が誘因となる疾患をお持ちの方
    Biotec Italia社製低温脂肪分解装置

    Biotec Italia社製低温脂肪分解装置

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