筋トレマシンの選び方

筋トレマシンを購入する際は、設置スペース、ウェイトの有無（固定式か取り外し式か）、価格、付属品、最大荷重などを考慮して選びます。

• 設置スペース：購入前に、筋トレマシンを設置する場所の寸法(幅や長さ)を測定しておくとよいでしょう。
• 価格・保証・納期：メーカーの種類、納期、保証についても知っておきましょう。 特に、本体のフレーム、ケーブル、パッドなどの保証期間を確認することが重要です。
• 用途・トレーニングの種類：用途・トレーニングの種類には、レッグプレス・ラットプルダウン・レッグカール・レッグエクステンション・チェストプレス・ショルダープレス・アブドミナルクランチ・バックエクステンションまたはレッグアブダクションなどがあります。購入前に行いたいトレーニングにマシンが対応対していることを確認しましょう。
• 調節機能・使用感・使いやすさ：シートの高さやハンドルの長さが簡単に調整でき、どの人にも対応していること。 また、使い心地や使いやすさも重要です。
• 付属品の有無：トレーニングをより強化させるための付属品があります。
• ウェイトが固定式または取り外し式：固定式のウェイトを備えたマシンの場合、ウェイトスタックはピンを動かすことで調整できます。
• 最大荷重：通常筋トレマシンは、中程度のウェイトの使用を想定して設計されているため、マシンの最大荷重を確認することが重要です。

HUR社の傾斜レッグプレス

筋トレマシンの長所の一つは、アシスタントが必要なく、使い方が簡単という点です。特にトレーニング初心者の方にはおすすめです。 その一方で、各筋群の動きのバリエーションは少ないです。 以下は、フリーウェイトと比較した筋トレマシンの長所と短所です:

長所 :

• 使いやすさ：大半のマシンは非常に使いやすく、絵による基本的な使用方法が付いていることが多いです。
• アシスタント不要：一人でも怪我の心配なく、ウェイトリフティングができます。
• 制御された動き：マシンは、正しいトレーニングができるように制御されています。
• 安全性の向上：ウェイトは正しく設置すれば、使用者の上に落ちることはないので、怪我をする心配はほとんどありません。
• 初心者に最適：マシンはすでに使用できる状態になっているので、安全に使用することができます。 ベンチやダンベルとは異なり、マシンを調節することでユーザーの動きを誘導し、怪我のリスクを抑えます。

短所:

• 運動の種類が少ない：例えばダンベルのように、各筋肉群を鍛えることができません。 運動のバリエーションが少ないため、退屈になりがちです。
• 価格：ベンチやダンベルに比べ、比較的に値段は高いです。
• スペースを取る：大きいので場所を取ります。特にご自宅に置く場合は、大きなスペースが必要です。しかし、ベンチ・ケトルベル・ダンベルはコンパクトで収納しやすいです。
• 平均的な体格の方限定：筋トレマシンは、平均的な体重と身長の方を対象として設計されています。 身長が平均より高い、または低い場合、最適なポジションを見つけるのが難しくなるかもしれません。

Matrix Fitness社の固定式ウェイトチェストプレス

固定式ウェイトマシンは、取り外し式ウェイトマシンに比べて、ウェイトの選択が簡単であること、時間の短縮、使用時の安全性が高いなどの利点があります。

• ウェイトの選択が簡単：ラックからウェイトを取る必要がなく、マシンから立ち上がることなく、負荷を変えてトレーニングすることができます。
• 時間短縮：ウェイトがすでにマシンに装着されているため、トレーニングごとにウェイトを取り外しする必要がありません。 また、サーキットトレーニングも可能です。数種類のトレーニングをストップせずに切り替えることができます。
• 安全性の向上：ウェイトを乗せる必要がありません。 そのため、取り扱いを誤ったり、体力に見合わない重さを持ち上げて怪我をする心配がありません。

固定式ウェイトと同様に、ウェイトが取り外し式のマシンにも利点があります。例えば、一人一人に合ったトレーニングができ、最大荷重が大きく、使い方が多様です。

• 一人一人に合ったトレーニング：固定式のウェイトマシンよりも適応性が高いので、一人一人に合わせたトレーニングが可能です。 ディスクを組み合わせることで、お好みの負荷（0.5キロ単位）を設定することができます。
• 最大荷重が大きい：固定式ウェイトマシンよりも、最大荷重が大きいことが多いです。 そのため、より重い重量を持ち上げたい方におすすめです。

Technogym社の取り外し式ウェイトチェストプレス

リハビリ用筋トレマシンの主な特徴は、アクセスのしやすさ、高い安全性、スリングがあることなどです。

• マシンへアクセスしやすい：運動機能の低下した方や車椅子の方が、マシンにアクセスしやすいよう、あらゆる工夫が施されています。
• 安全性：いつでもトレーニングを中断できるように、緊急停止ボタンが設置されていることが多いです。
• スリングとベルト：スリングやサポートベルトは、転倒やケガの危険から利用者を守り、姿勢を保ちやすくします。

Proxomed社のアブドミナルクランチマシン