パルスオキシメーターの選び方

パルスオキシメーターは、毛細血管内のヘモグロビンの酸素飽和度非侵襲的に測定する医療機器です。

パルスオキシメータを見る

  • 一般的なパルスオキシメーターの仕組みについて

    ヘモグロビンは、赤血球に含まれる生体色素です。 ヘモグロビンは、肺で血液が酸素化すると、オキシヘモグロビン(酸素化ヘモグロビン)になります。

    オキシヘモグロビンは、大量の赤外線を吸収する分子で、 パルスオキシメーターの原理は、オキシヘモグロビンによる赤外線の吸収を利用したものです。

    赤外光であるLED(発光ダイオード)を毛細血管に透過させ、フォトダイオードが光の吸収度を読み取ります。 この毛細血管で吸収される赤外光の量は、オキシヘモグロビン濃度に比例します。

  • パルスオキシメーターの選択基準について

    Huntleigh Diagnostics社製のセンサ分離型パルスオキシメーター

    Huntleigh Diagnostics社製のセンサ分離型パルスオキシメーター

    パルスオキシメータを購入する際の選択基準には、測定値の信頼性や読み取りやすさなどが挙げられます。

    • 選択基準その1 :
      • 用途:パルスオキシメーターは、病院やご家庭で、幼児または小児、スポーツ選手、動物などに使用することができます。
      • オキシメーターのタイプ:パルスオキシメーターには、基本的に2つのタイプがあります。
        • 指先パルスオキシメーター :モニターはセンサに付いています。 実用的で持ち運びも簡単なので、個人や病院でも広く利用されています。
        • センサ分離型パルスオキシメーター:モニターとセンサはケーブルで接続されています。 そのため、機器が大きく複雑になり、ご家庭ではあまり実用的ではありませんより信頼性の高い測定ができるため、医療施設向きです。
      • 測定値の信頼性:パルスオキシメータは、CE認証を取得し、ISO 8061-2-61規格に適合したものを選ぶことをお勧めします。 また、メーカーが提示する許容誤差については、取扱説明書を参照する必要があります。 また、測定の信頼性は、機器に搭載されているセンサの数にも依存します。
      • バッテリー持続時間:パルスオキシメーターを1日に何度も使用する場合に、知っておくべき情報です。 ほとんどの機器には、電池が使用されています。電力を多く消費する画面のバックライトの強度や、バッテリーを節約するための自動停止機能を備えているかなどにより、バッテリー持続時間は異なります。
    • 選択基準その2 :
      • 測定値の読みやすさ:強力なバックライト、多方向表示、反射しにくいガラス、大きくてコントラストの強い数字表示など、読みやすさを追求した機能がいくつもあります。
      • 他の測定と組み合わせることができる:パルスオキシメーターはカプノグラフィ心拍計と組み合わせることができ、心拍数の測定にも使用することができます。
      • 機器の信頼性:耐衝撃性、耐塵性、耐水性などの特徴は、特に消防士や登山家などが現場でパルスオキシメーターを使用する場合に重要です。
  • パルスオキシメーターの長所と短所

    パルスオキシメーターは、非侵襲性などの長所がある一方で、呼吸困難を未然に防ぐことができないなどの短所もあります。 主な長所・短所は以下の通りです。

    • 長所:
      • 非侵襲性
      • 使用が簡単で速い
      • 痛みのない使用感
      • 瞬時の測定
      • バイタルサインなどの定期的なモニタリングが簡単
    • 短所:
      • 呼吸器系の問題は、すぐに発見できない
      • 測定結果の信頼性は絶対的ではない
  • パルスオキシメーターの使い方について

    Beurer社製のパルスオキシメーター

    Beurer社製のパルスオキシメーター

    パルスオキシメーターの使い方は簡単で、どの機器も似たようなものが多いです。 主な手順は以下の通りです。

    • センサとLED部分が汚れていないか確認してください。 汚れている場合は、アルコールや石鹸を使い洗いましょう。
    • 一般的にセンサを人差し装着します。ですが、より快適だと感じる場合は別の指を使用することもできます。 指にマニキュアや油脂がついていないかをチェックします。
    • 血中酸素飽和度は95%から100%であること。 95%以下ですと、健康に不安な要素があるとみなされます。 90%以下になると致命的になります。
    • 測定終了後は、電池の自己放電や測定の信頼性の低下を防ぐために、必ずケースに戻し、乾燥した場所で光を当てないようにし、室温で保管してください。
  • 測定結果に影響を与える要因について

    Lepu Medical社製の小児用パルスオキシメーター

    Lepu Medical社製の小児用パルスオキシメーター

    患者さんが低血圧や動悸などがある場合、測定に影響を及ぼし、結果が正しく出ないことがあります。 以下は、測定結果に影響を与える要因の一部です。

    • 低血圧
    • 低体温症
    • 不整脈や頻脈などで動悸がする場合
    • センサの位置が正しくない場合
    • センサを着けた指にマニキュアが塗ってある場合
    • 患者さんが激しく動いた場合
    • 貧血
    • 指の形状
    • 高地での測定(酸素が不足するため、オキシヘモグロビンの量が減る)。
    • センサが1つで、新生児小児と成人の測定に同じ機器を使用した場合
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